NTTナレッジ・スクウェア株式会社様

NTTナレッジ・スクウェア株式会社様

導入製品・サービス:
FastCloud
導入企業様業種:
広告・印刷出版・教育


運営部長/
ゼネラルマネージャー
丹羽 潤一

多岐にわたる受講前のフォローの業務を
クラウド型コンタクトセンターシステムで実現

NTTナレッジ・スクウェア株式会社はブロードバンドを活用した新しいeラーニング(ネットスクール)事業を行っている。NTTグループはブロードバンドサービスの拡販・継続を続けながら、上位レイヤービジネスの拡大にも注力している。教育、医療、金融分野においてその発展の方向性を見出し、特に教育(eラーニング)分野のサービスを提供していくのが、NTTナレッジ・スクウェアである。メールや電話での問合せ・資料請求の段階から受講申込みに至るまでの重要なコンタクト履歴の管理にFastCloudを活用している。

コンテンツプラットフォーマーとしての出発

既に、日本国内においてインターネットの普及率は高く、世界最高水準ともいえる状況にある。また、その費用は年々低価格化が進んでいる。一方で、インターネットを利用したアプリケーションやコンテンツと言えば海外製のものが多く、まだまだ発展の余地がある。

eラーニングの分野においては、BtoBのスタイルが主流だった。つまり、企業が費用を支払い、従業員が受講するというスタイルである。今後、BtoC向けにeラーニングを発展させていていくためには、NTTグループ自らがそのモデルを具現化していき、活性化を目指す。eラーニングのコンテンツホルダー、パートナーと協力して、ネットスクール事業を創出していく立場そのものが、NTTナレッジ・スクウェアの存在であり他のeラーニング事業者との差別化のポイントとなる。インターネットで買い物をする"モール"が普及した今日、教育分野においても、さまざまな人が気軽に"学ぶ"ことができる教育コンテンツの"モール"を目指すところにその特色がある。

新たな教育コンテンツのプラットフォーマーとして発展していくにあたり、NTTナレッジ・スクウェアは、自らが学びのコンテンツを開発している。当初は、著名人や既存のスクール等との連携からスタートし、様々なパートナーがチャレンジ・参画しやすいきっかけ作りをしていく。最終的には、個人が持っている特殊な技術や技能を学べるコンテンツを、コンシューマに提供していくこと(CtoC)も目指している。さまざまなコンテンツホルダーがインターネットを活用したブロードバンドサービスに参加すれば、講師と生徒の時間的/地理的要因で、通って学ぶことができない障害が取り払われる。日本中どこでも、特定の技能を学ぶことが可能になり、学ぶ側と教える側の、CtoC や PtoP のマッチングの機会を提供し、「学びの価値」を創出していく。


eラーニングの革新を目指して

NTTナレッジ・スクウェアでは、BtoB のような硬いイメージを持つ"eラーニング"という言葉を前面に出さずに、「ネットスクール」と呼ぶことで、より親しみを感じていけるように取り組んでいる。

これまでのeラーニングというと、インターネット上の映像コンテンツを受講生が各自で勉強するというのが一般的だった。NTTナレッジ・スクウェアのネットスクールでは、映像コンテンツやテキストのほか、クラスルームという仕組みのなかで、受講生と講師、受講生同士がメールやチャットでコミュニケーションをすることができ、さらには、授業以外での質疑応答もできるように工夫している。リアルスクールではクラスメイトなどと友人作りができたように、勉強以外での人と人とのつながりが持てるというのも新たな取り組みとして注目に値する。

また、広告による収益はほとんどなく、コンテンツ作成やシステムの利用範囲に応じて、受講者の利用料をコンテンツホルダーと按分するモデルとなっている。


ファーストアクセスから受講までのコンタクト情報を一元管理

ネットスクールの業務では大きく分けて、受講前と受講後の2つの業務が存在している。コンタクトセンターでは、受講を検討している人からのファーストアクセスフォローに始まり、資料発送、問合せ対応、申込受付、入金確認、ID発行まで一連の業務を担当している。また、他にも、広報・募集という、過去に問合せをした人に対して継続した情報提供も積極的に行っている。受講見込みから受講申し込みへと、そのステージを上げていく重要なミッションを負っていると言えよう。これらの様々なコンタクト内容は、コンタクトセンターで一元的に管理されている。


完成されたアプリをSaaS型で利用

幅広い業務内容を支援するシステムが必要だったが、導入を担当した担当者自身の経験として、「数千万円の投資をして、1年・2年という時間をかけて、いいものができるかというと、必ずしもそのような保証はない。」というのが実感としてあった。「また、たとえ、いいものができたとしても、その人的・金銭的投資の総額と、完成されたアプリをSaaS型として月額費用を払っていくことを長期的スパンで比較すると、SaaS型のほうが結果として安くできる。」と判断した。

そこで、SaaS型に絞ったツールの選定に入った。フリーウェア含めて約8種類程度のソフトウェアを自社の業務を整理しながら比較検討をおこなった。主要な業務機能に対して、各ベンダーのツールを比較したところ、いずれの項目においてもFastHelp SaaSが非常に高い評価となった。

「当社の運用に一番近く、標準機能でユーザが管理画面からカスタマイズができることは、今後の拡張性にも対応しているということだと思いました。さらに、今後の業務拡張の場合でも、プログラムの改修をしてもらうことができるというのもメリットを感じました。」(ゼネラルマネージャー 丹羽氏)


全体フロー


「N-Academy」の開校

NTTナレッジ・スクウェアは、新たなネット教育サービスを「N-Academy」として立ち上げた。料理教室では、先生の調理の様子を受講者が映像で確認しながらキッチンに立ったり、受講者同士で作品を披露しあったりすることができたりする。また、テレビで馴染みのある講師を招いてのリアル授業やオフ会の開催、さらには、映像や画像による課題の提出ができ、クラス担任が各受講生の学習をサポートする体制までを実現していく。これらの今までになかった学びの場を普及させ、日本最大級のネットスクールを目指していく。

さらに、コンテンツホルダーに対して、FastCloudを利用して業務していただくことも今後の拡張課題となる。日本の新たな学びの価値の創造には、NTTナレッジ・スクウェアが果たすプラットフォーマーとしての役割がますます重要になっていくことが期待できるだろう。


* 作成日時 2010年1月
* 記載の情報は作成日時点のものです

お客様情報

NTTナレッジ・スクウェア株式会社様

発足は2009年9月。事業内容は、ネットを通じた教育サービスの提供(e ラーニング講座の販売・運営)、e ラーニング講座の開発・制作、e ラーニング講座販売の受託、等。